2010.4.10.土.

「キネマぶんぶん3」

【上映】ぶんぶん通信no.3
(監督:鎌仲ひとみ/09年/52分)
*フォトジャーナリズム月刊誌「DAYS JAPAN」主催のPJS第一期卒業生「D-light」による祝島PHOTOスライドショーライブ 有

「六ヶ所村ラプソディー」などで知られる鎌仲ひとみ監督の新作長編ドキュメンタリー「ミツバチの羽音と地球の回転」の制作過程を速報していくビデオレターの第三弾です。

祝島の人々は、中国電力が強行する田ノ浦埋め立て着工の阻止運動を始めます。巨大な作業台船とスピーカーで威嚇する中国電力の社員と、小さな船や座り込みなどで対抗する祝島の人々。

田名埠頭を舞台に50日間も続いた闘いはさまざまな人々を巻き込んでいき、若いシーカヤッカーは祝島の漁船と、若い主婦や学生たちは祝島のおばあちゃんたちと共に反対運動をしていきます。

本編上映後は、広河隆一氏責任編集のフォトジャーナリズム雑誌「DAYS JAPAN」が主催する学校の第一期卒業生から成る「D-light」による祝島の写真のスライドショーがあります。

開 11:30 演 12:00 ・ 前 1,000 当 1,000 +1D 500
れんず豆のポタージュと胚芽パンのランチのご用意があります。

◯上映を終えて、館長より◯

こうしてぶんぶん通信の上映も、今回で最後となりました。キネマれんず豆の上映会も晴れて第3回となったわけです。

鎌仲ひとみ監督の次回作長編ドキュメンタリー「ミツバチの羽音と地球の回転」のビデオレターも、これで最終回。

相変わらず、祝島の住民と中国電力とはケンケンガクガク、やりあっています。

言い分のクロスするところがあまりにもないんですね、だから双方は感情的にならざるを得ません。

美しい祝島の風景の中、ホッカムリをしたおばあちゃんと拡声器をもった中国電力の職員とが相対しているのがここ何十年も続いているだなんて、ちょっと尋常じゃないんです。

ここにきて、再び思い出したのは第一回目の「キネマぶんぶん」で鎌仲監督が言っていたケチャップの話でした。

いつか、祝島型をしたオムライスの上にハートマークが描かれますことを。

また今回は、映画館名にもなっている「れんず豆」のポタージュスープと胚芽パンの軽食をご用意してありました。

映画を見ながらだと、これくらいの食事がちょうどいいのでしょうか、これまでで一番お食事を楽しんでもらえたようです。

たっぷりとしたツヤツヤのポタージュスープは、いがいとお腹を満足させてくれます。

もちろん恒例の祝島産びわ茶のサービスも引き続き、何度にも分けて煮出した無農薬栽培のびわ茶は食後のお腹にもやさしく美しい。

今回は広河隆一氏責任編集のフォトジャーナリズム雑誌「DAYS JAPAN」にもその写真が採用されている若き写真家集団「D-light」の方々にお越しいただき、祝島で撮影してきた写真の数々を見ながら、彼らが祝島で見て感じてきたことを素朴に語ってくれました。

やはり生き生きとした祝島の自然、やはり美しい祝島の人々の笑顔、特別に編集してきてくれたスライドショーはため息が出るほど。

その後も、お客さんからの質問をうけつけたり、逆にお客さんへ質問を投げかけたりと、おかげで活気ある上映会になりました。

さて、今度は映画本編の上映会もぜひ、ここキネマれんず豆で実現したく思っております。

どんな企画になるのか、これまで3回の上映会の充実を振り返って、想像をたくましくしています。


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