綱島と大倉山の真ん中辺り、旧い商店街が残る小道に佇む雑貨店、ピカント。店の主は、ジャンプ・ミュージック~カリビアンを愛し、独創的な音世界を奏でるWADA MAMBOことワダマコト。そして、東京・調布とイースト・ロサンゼルスをひたすら往復しながらチカーノ/ラティーノ・カルチャーを日本に紹介するレーベル、BARRIO GOLD RECORDSの宮田信。この二人がコラボするマージナル音楽マニアの為のライヴ&トーク&映画上映会。
☆ライヴ:WADA MAMBO(CaSSETTE CON-LOS)+菅沼雄太(ドラム)
☆映画上映:日系アメリカ人音楽ドキュメンタリー映画『Cruisin’ J-Town』
(1976年 監督:Duane Kubo 制作:Visual Communications 30分 日本語字幕付き)
70年代アジア系アメリカ人公民権運動時、音楽演奏を通して自己のアイデンティティを模索する3世たちの姿を追った記録映画。ファンク・ジャズの演奏をバックに冒頭で映し出されるのは、独特の賑わいをみせていた当時のロサンゼルス・リトル・トーキョー。街の喧騒とシンクロするように、生々しいグルーヴが和太鼓や琴の音色と融合していく。彼らこそ、後に全米で大成功を収めたグループ、HIROSHIMA。チカーノ農民/公民権運動から誕生した劇団、エル・テアトロ・カンペシーノのダニエル・バルデス(映画『ズートスーツ』主演俳優)との感動の共演も捉えた傑作ドキュメンタリー。日本語字幕付き。間もなく契約切れのため、今回が東京で最後の上映会。
☆DJ: Choloken、naho
☆トーク:宮田信 & ワダマコト
映画『Crusin’ J-Town』解説、そして現在のロサンゼルス・エスニック事情について。
ワダマコト(カセットコンロス) : 結成17年を迎えるライヴバンド、カセットコンロスを率いるギタリスト/シンガー。ソロ活動ではWADA MAMBO名義でもアルバムをリリースしている。ブルース~ジャンプ&ジャイヴ経由でカリプソ及びカリブ音楽全般に辿り着く。隙間産業的音楽についての執筆業も。クロネコをこよなく愛す。
con-los.com wadamambo.com
宮田信:BARRIO GOLD RECORDS/MUSIC CAMP, Inc.主宰。「晴れたら空に豆まいて」企画。チカーノ音楽新旧音源の企画・販売他、ジョー・バターン、チカーノ・バットマン、エル・ハル・クロイなどアーティスト招聘を手掛ける。2017年秋には、ロサンゼルスの全米日系人博物館におけるチカーノ音楽ショーのキュレイターを務める予定。http://www.m-camp.net/
open 18:00 starat 19:00
予約1,800+1d / 当日2,300 + 1d