晴れたら空に豆まいて

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2018/05/29(火)

爆クラ!<第70夜> 「指揮者イラン・ヴォルコフと旅する、クラシック・アヴァンギャルド」

湯山玲子/イランヴォルコフ/ Samuel Dunscombe [協力]イスラエル大使館、読売日本交響楽団

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席亭:湯山玲子/ゲスト:Ilan Volkov (イラン・ヴォルコフ)
Mini Live:Ilan Volkov (Violin) /Samuel Dunscombe(australia) on Bass Clarinet
[協力]イスラエル大使館、読売日本交響楽団
イラン・ヴォルコフ’s photo by © James Mollison

open 18:15 / start 19:00・adv  3500 yen/ door 4000 yen + 1D 600 yen
student adv 1500 yen/ student door  2000 yen +1D 600 yen

■ 入場は整理番号順
■ 要別途1ドリンク代金600円
■ 会場は畳敷き(椅子席あり)

晴れたら空に豆まいて(5/17 〜)

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Pコード:118277




クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、ポストクラブ時代のトーク&リスニングイベント爆クラ! 。古典派、ロマン派の洞察力ある解釈で知られ、その一方で、オーケストラの音響の未来を、様々な新曲への取り組みにて模索している、イラン・ヴォルコフの登場です。
パーヴォ・ヤルヴィに続き、世界的な円熟指揮者による、クラシックいや音楽の「明日はどっちだ! 」篇とも言いましょうか!!!!! そしてそして、今回、ヴォルコフ氏、爆クラ! だけの特別パフォーマンスも用意していただいているのですよ!
彼の印象は「あっ、やっぱりいたんだ!  いや、いて良かった、こういう指揮者」というもの。クラシック音楽はもの凄く情報が多い音楽ジャンルなので、その頂点であるところの指揮者は、全身全霊をかけてその世界に没入する必要があり、実際、今活躍中の指揮者はただ今この時間もベートーヴェンと格闘しているわけです。
つまり「クラシックのそしてオーケストラという音響のその先の可能性って何?」などと考える余裕は全くないのですが、ヴォルコフはまさにそこと格闘している真に現代的な指揮者。しや、指揮者というよりクラシック音楽を動かしていくイノベーター。
その実践のひとつが、彼が2013年から主催している<テクトニックス・グラスゴー>という音楽フェスでHPを見てびっくり!  このGW中に行われたそれは、ノルウェーのノイズシーンを代表するラッセ・マルバーグやエイフェックス・ツインズに影響を与えた電子音楽のレジェンド、ベルナール・パルメジャーニと同時に、彼が首席客演指揮者を務めるBBCスコティッシュ交響楽団が出演するという超刺激的なラインナップ(ていうか、来年行くしかない!!!)であり、このSNS時代に「新しい表現」と大衆との出逢いの場になりえるフェスに着手した、先見性に脱帽です。
となると、我が爆クラ! としては、何度となくゲストと語っている、「クラブ耳に届くクラシック」というコンセプトの下の選曲を氏にぶつけるほかはない。ちなみにクラブ耳とは、音響技術、表現の最先端であるクラブサウンドシステムの登場以降の音楽というもの。彼は30日の読響の定期演奏会で、バーンスタインの交響曲第二番『不安の時代』を振りますが、彼もまたバーンスタインと同じくユダヤ人。今シーズンのラフォル・ジュルネでさんざん、ユダヤのクレズマー音楽の響きを堪能した身としては、そのあたりにも言及したし。
世界のクラシックはブログレッシブ!  そのあたりを感じていただき、ヴォルコフ氏とは大いに、クラシックと音楽の未来に関して語っていきたいと思っています。
※ちなみに、今回の開演時間は通常よりも1時間早い19時スタートです。お間違えなきよう。
湯山玲子

ゲスト:イラン・ヴォルコフ
Ilan Volkov
1976年イスラエル生まれ。19歳でノーザン・シンフォニアのヤング・コンダクター・イン・アソシエーションに就任。1997年にはロンドン・フィルのユース・オーケストラの首席指揮者に就任し、2年後、小澤征爾からボストン響にアシスタント・コンダクターとして招かれる。その後2003年1月、史上最年少でBBCスコティッシュ響の首席指揮者に就任している。2011年9月からはアイスランド響音楽監督に就任。 古典派、ロマン派のレパートリーの解釈は、分析と構成の明瞭さ、活き活きとしたリズム感と洞察力の深さによって絶賛されている。また、現代作曲家の熱心な擁護者でもあり、オーケストラの新曲への取り組みに大きく貢献している。BBCスコティッシュ響との毎シーズン25回以上のコンサートに加え、同団と英国の主要な音楽祭にも出演。さらにクリーヴランド管、ミネソタ管、ミュンヘン・フィル、都響、バーミンガム市響、トゥールーズ・キャピトル国立管、メルボルン響、パリ管、ワシントン・ナショナル響等世界中のオーケストラに頻繁に客演を重ねている。2003年からは、グラスゴーにて、インプロビゼーションと新しい音楽の実践者たちを世界中から招聘する音楽フェス<テクトニックス・グラスゴー>を主催。http://www.tectonicsfestival.com/glasgow/ノイズや環境音楽、現代音楽などジャンルを超えた、音楽の未来についての実践的提示を行っている。この5月には、東京・横浜で3つの演奏会で読響を指揮する。30日(木)、サントリーホールの定期演奏会では、バーンスタイン作品やショスタコーヴィチ作品を披露する。http://yomikyo.or.jp/concert/2017/12/578-1.php

席亭:湯山玲子(ゆやまれいこ)
著述家、ディレクター。爆クラ! 主宰。著作に『女ひとり寿司』(幻冬舍文庫)、『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え!』(角川文庫)、上野千鶴子との対談集「快楽上等!  3.11以降の生き方」(幻冬舎)。『ベルばら手帖 マンガの金字塔をオトナ読み』(マガジンハウス)、『文化系女子の生き方』(大和書房)、『渇! 迷える女子の人生相談』(小学館)『男をこじらせる前に』(角川文庫)、など。父君がクラシック作曲家、湯山昭という環境に育ちつつも、ハマったのはクラブミュージックで、著書『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)は、クラブ文化を都市や歴史風土の観点から分析、論考を行った。近年はテレビコメンテーターとしても活動。日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。

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