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2018.10.29.月.

アキラ・タナ & 音の輪 ジャパンツアー2018 東京公演

アキラ・タナはソニー・ロリンズ、ソニー・スティット、ミルト・ジャクソン、ジム・ホール、ジミー・ヒース等数え切れない程のジャズの巨匠達と共演してきた日系2世の熟練ドラマー。バンド「音の輪」の始まりは1992年にそんなアキラ・タナが結成したグループ、「アジアン・アメリカン・ジャズ・トリオ」のアルバム「サウンド・サークル」に由来します。このアルバムは日本のキング・レコードにより製作され、米国でもエヴェイデンス・ミュージックを通じて発売されました。このアイデアが20年後になって復活し、現在の「音の輪」につながることとなったのです。

 

2011年東日本を襲った大震災から数ヶ月が経ち、カリフォルニア州のフェアファックス町にあるアートギャラリー「Elsewhere」で、オーナーの羽生礼子さんが被災者のためのチャリティーコンサートを行えないかとアキラ・タナに依頼した時、アキラの中で「音の輪」という名前でグループを再結成しようというアイデアが浮かび、それによりこのバンドがスタートしたのです。その後震災1周年の時にも「Elsewhere」でコンサートを行い、また数々のコンサートを経て、まだ復興に向けた長い道のりを歩んでいる東北地方を訪問してコンサートやワークショップを行うために公演旅行を行うこととなり、2013年から毎年日本と東北へのツアーを行っています。

 

このバンドのサウンドの基盤はアメリカン・アートとしてのジャズですが、メンバーは日系アメリカ人/日本人により構成されています。アメリカで学んだジャズ語法をもとに、自分達のルーツである日本の音楽をジャズに基づいた形式で演奏する ・・・ それがこのバンドのコンセプトです。2013年1月に録音されたCDでは、日本の伝統的な民謡や童謡を題材として、アメリカン・ジャズにとっての伝統的な形式、すなわちマイルス・デイビスが演奏した「Bye Bye Blackbird」や、ジョン・コルトレーンによる「My Favorite Things」などに見られるアレンジや奏法を取り入れ、さらに曲によっては尺八や団扇太鼓(うちわだいこ)などの日本独自の楽器を使って演奏されました。

 

このアプローチは、アメリカン・ジャズがいかに様々なアメリカ国外の文化を取り入れうる柔軟性を持っているかを示しています。同様のアプローチは過去にも行われてきましたし、特段目新しいものではありませんが、「音の輪」においては、特にアメリカのジャズ環境の中で研鑽を磨いてきたメンバーが自分達の民族的背景を振り返り、日本の文化を再発見しようと努め、それをジャズ的なやり方で実践していることに特徴があるのです。

 

メンバーには、既に何枚ものリーダー・アルバムを発表し、現在はNYを拠点にするアート・ヒラハラ(ピアノ)、そしてベイエリア周辺で多様な音楽に挑戦する管楽器奏者、マサル・コガと卓越した技術をもつベースのケン・オカダという素晴らしい才能をもった演奏家たちによって構成されています。

 

アメリカ国内での活動は、San Jose Jazz Festivalなど拠点となるカリフォルニア州の他、NYのJazz at Lincoln Centerにも出演。2015年と2016年にはCDをリリース。音楽を通じて、人々の気持ちが癒される事を願い、2013年からの日本・東北応援ツアーで被災地等での演奏・ワークショップを続けています。NYで録音された最新作『Love’s Radiance』も9月に発売されます。そこからの作品も演奏する本年度ツアーですが、この東京公演が最終日となります。ぜひお見逃しなく。

 

<出演>

【AKIRA TANA  and OTONOWA】 HP

Akira Tana – drums & leader
Art Hirahara – piano
Masaru Koga – woodwinds & percussions
Noriyuki “Ken” Okada – bass

開 18:30 演 19:30

前 3,500 当 4,000 +1D 600

ご到着順入場

 

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